皆さん こんにちは
株式会社プロビデンスの近藤です。
このニュースについて ちょっと深掘りしていこうと思います。
Amazonのサクラレビュー対策でアカ凍結された中国の越境EC会社、売上が45分の1に
いよいよAmazonも本格的に
以前 楽天のレビューが大々的に問題になり、レビューの運用ルールがかなり厳格化されたこともありました。
その流れで、Amazonのレビューについてもメスがはいるのかなぁ~と思って見守っていましたが、特にレビューの規制もしなかった覚えがあります。
ただ、
商品によっては、酷いレビューや怪しげコメントなどが散見され
Amazonで中国製の商品などを購入する場合は、
Amazonサクラチェッカー
https://sakura-checker.jp/
・・・などを使って購入するかどうか?を決めていました。
Amazonのサクラレビュー対策が裏目に・・・
Amazonのサクラレビュー対策は、ジャンジャンやって下さい。
・・・と思いますが、
あまり大騒ぎすると違うところでも影響が出てくる可能性が出てきます。
サクラレビュー対策の次に考えられること
通販サイトの商品レビューは、LP(ランディングページ)の”お客さまの声”と同じ役割をしています。
つまり
お客さまの声が在るか無いかで売上とかに影響があります。
話を少し戻すと
楽天モールのレビューの問題やステマ(ステルスマーケティング)の問題が日本で起こっていた頃に、海外では、お客さまの声の情報の信ぴょう性について論争があり
『これからは、LPにお客さまの声を入れると広告の審査に落とされるようになるんじゃないか?』
・・・という噂も飛びかっていたんですよ。
楽天やステマで問題になった時は、お客さまの声 うんぬんについてまでは派生せずに済みました。
しかし、
横浜にプロ野球球団を所有する某会社が、別件でやらかして
Googleなどが
Your Money Your Life系(YMYL系)のコンテンツなどについては、審査や評価を厳しくしていく方向になっていきます。
Your Money Your Life系(YMYL系)のコンテンツとは
お金、生活、健康、サプリメント、美容、ダイエット、医療など
特に 口の中に入るものは、YMYL系に分類されるようです。
YMYL系は 商品やサービスの特徴や効果、効能やお客さまの声なども 規制されているようです。
また
YMYL系以外で正しいお客様の声を表示していても、トラブルもあるようです。
具体的に説明すると
お客様の声で
①お客様のメッセージ
②お客様の写真
③お客様の名前や社名
①~③全部真実の情報を提示しているのにも関わらずトラブルが発生するってどういうことかわかりますか?
お客様の声が表示されているLPを見て
その商品やサービスを購入しようか、どうか悩んでいいる人が
お客様の声を掲載している本人に
商品やサービスについて、直接連絡や問い合わせをされたり
『お前 サクラじゃないの?』
善意でお客様の声を掲載している人たちに予期せぬ迷惑がかかるケースもあるようです。
◆お客様の声でトラブルになったら
もしも、
LPで掲載しているお客様の声でトラブルが生じた場合
難しいですよね
・お客様の声の掲載者様への商品やサービスについてのお問い合わせは、ご遠慮ください
・・・というメッセージも併せて掲載する。
→人間 やめろ!!といわれると益々 助長してしまうケースもあるので、効果としては???
・お客様の声の掲載内容を変更する
極力、個人特定ができないような変更をする
①お客様のメッセージ → そのまま掲載
②お客様の写真 → 削除、若しくは、イメージしやすいもの
③お客様の名前や社名 → イニシャル ハンドルネーム
このあたりの対応が現実的になります。
アマゾンのレビューが騒がれると、お客様の声がマズイ理由
①お客様のメッセージ → そのまま掲載
②お客様の写真 → 削除、若しくは、イメージしやすいもの
③お客様の名前や社名 → イニシャル ハンドルネーム
・・・理由や状況がどうであれ
このようなカタチのお客様の声だと
コンテンツや情報の信憑性は低くなります。
Googleは、価値と信頼性の高い情報やコンテンツの配信を目指していることと
一昔前にお客様の声の情報やコンテンツを排除しようとしていたこともあり
アマゾンの悪質レビュー対策からGoogleに飛び火する可能性もあります。
レビュー系のニュースなどが出てくる度に、
Googleが臭いもには、蓋・・・という対応をとらなければいいなぁといつも思います。